サイエンス

パレスチナ、ソーラーカーを作る

Friday, August 10, 2012

アンマン―(パンオリエントニュース)

占領地となっている西岸の町ヘブロンのパレスチナ人エンジニアたちが、ソーラーカーの設計に成功した。地元メディアが報じた。

環境にやさしいこの車は、電気でも充電でき、50ボルトの充電で毎時20キロのスピードで走行可能である。

ソーラーカーには、太陽光を電気に変換するソーラーパネルが備わっており、10時間持続するバッテリーに充電される。

王立産業貿易会社の工場で働くエンジニアたちは、その車の設計・製造に2ヶ月の期間と5000ドルの予算がかかったという。工場主のナビル・ツガイエール氏は、地元産業のためにソーラーカーをもっと生産するつもりだと話した。

初のパレスチナのソーラーカーは、2年前に3人のエンジニアリング専攻の学生によってヘブロンのパレスチナ・ポリテクニック大学で作られた。大学のプロジェクトとして、計24ボルトの12個のバッテリーを使った。3~5時間持続するという。加えて、座席は1つあり、時速30キロのスピードで走る。


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