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安倍首相、日本とアラブの友好関係を称賛

Wednesday, April 8, 2015

パンオリエントニュース

東京 - 4月6日、都内ホテルにてアラブデーレセプションが行なわれ、安倍首相は日本とアラブの友好関係の良好さに言及した。アラブ諸国の大使、国会議員、財界首脳、マスコミ、その他の関係者も出席し、安倍首相はその出席者の多さからも、アラブデーが日本に定着し、日本とアラブの良好な関係を示していると喜んだ。政治面においては「わが国は引き続き中東の安定に積極的に貢献」すると述べ、更に「中東和平問題、テロとの戦いをはじめ、アラブ諸国が直面している様々な問題に緊密に対処していく考え」だと話した。また、シリア邦人人質殺害事件やチュニジア襲撃事件時には、「アラブ諸国の皆様から非常に強い連帯を示してもらった」と触れ、その感謝を述べると共に、今後の日本とアラブの友好関係をますます発展させたいと主張した。

会の冒頭では、パレスチナ大使兼在日アラブ外交団のトップであるワリード・アリ・シアム氏は、安倍首相の出席を歓迎し、安倍氏の中東地域への頻繁な訪問は「感心に値するものだ」と話し、またパレスチナ支援に置いても多大な支援を受けていると、感謝を述べた。

また、日本アラブ協会の会長である岡部敬一郎氏も登壇し、本イベントへの金銭的援助に対する感謝を示した。また、アラブからの旅行者や留学生の増加も相まり、アラブから輸入された食物や文化がいかに身近である一方で、ISISの台頭、頻繁なテロにより「アラブに対する謂れなき誤解すら招いている」と述べ、57年間で培った実績から、今後もアラブにまつわる情報を的確に紹介し、日本人のアラブに対する理解を深めたいと主張した。

日本とアラブの友好関係に貢献した人物への授賞式も行なわれた。今年の受賞者は、パンオリエントニュースの代表であるカルドン・アズハリ(Khaldon Azhari)氏、河野太郎議員など、計4名。

レセプションでは、アラブ伝統のダンスが披露され、大使館によるアラブ料理も出された。

このアラブデーを皮切りに開催されるアラブウィークは、オマーン大使館で開催される日本人芸術家による作品の展覧会のほか、映画上映会、シンポジウム、チャリティー・バザールなどが行なわれる。

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