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「カンヌの栄誉ースタジオジブリ代表の宮崎吾朗に輝く」

Monday, May 20, 2024

(Cannes Film Festival)

ナダ・アズハリ

(パンオリエントニュース) 宮崎駿監督によって設立され、人気を博した日本の伝説的なスタジオジブリが、5月20日、第77回カンヌ国際映画祭のグランシアター・リュミエールで名誉パルムドールを受賞した。この賞は、長編映画の審査員であり、ジブリの世界観のファンであるフアン・アントニア・バヨナ氏から、宮崎吾朗監督兼ジブリパーク開発ディレクターに贈られた。

セレモニーには、通常より若い観客が参加し、宮崎吾朗監督率いるスタジオジブリの俳優たちに熱狂的な大声援を送り、監督はスタンディングオベーションに圧倒された。

カンヌ事務局長のティエリー・フレモーは歓迎スピーチで、「私たちがここに集まったのは、日本のアニメーション映画を愛しているからです。アイリス・クノブロッホ(会長)とともに、私たちは初めて名誉パルムドールをアーティストではなく、団体に授与することを決定しました。そしてこの団体はなんと素晴らしいスタジオでしょう!」と述べた。

(Cannes Film Festival)

授賞式では、宮崎駿のスタジオが制作した作品の中から最高の瞬間を選び、スタジオが提示する詩的で創造的でユニークな世界の旅のすべてをたどった。宮崎駿監督や、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーといった共同制作者はカンヌには来られなかったが、ビデオメッセージで映画祭とスタジオのファンに感謝の意を表した。 そして、駿氏の息子である吾朗監督が 受賞の栄誉に輝いた。

この名誉あるパルムドールを授与するために、映画祭事務局は、審査員であり、宮崎駿監督の大ファンであるフアン・アントニア・バヨナ監督を招待し、彼は壇上に立った。そして「これらの作品、特に『風立ちぬ』を観た時の気持ちと、そのメッセージ「私たちは人生を歩み続けなければならない」を覚えています」と述べ、
「私たちをあなたの家に招き入れ、私たちの人生をより良いもの、そしてもう少し楽しいものにしてくれてありがとう 」と続けた。

宮崎吾朗監督はこの賞をチーム、そして観客と分かち合った。
「ジブリは40年前、宮崎駿監督、高畑勲監督、鈴木敏夫プロデューサーによって作られました。彼らはもちろん最大の功労者ですが、この賞は私たちと共に働いてきたすべてのチームと分かち合いたいと思います。」

宮崎吾朗監督は、そのお返しとして、観客に『めいとこねこバス』、『やどさがし』、『パン種もとタマゴ姫』、『毛虫のポロ』の4本の短編映画を鑑賞する機会を提供した。
(パンオリエントニュース)



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