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アラブ‐中国間の貿易額が1900億ドルに迫る

Sunday, December 4, 2011

ドバイ‐(パンオリエントニュース)

中国の対外経済貿易大学副学長ロン・ジョン氏は、今年1~9月間のアラブ諸国‐中国間の貿易額が総計1426億ドルを突破したことを受け、今年の貿易額総計が1900億ドルを突破する見込みとなったと発表した。

同氏は1454億ドルだった昨年の貿易額と比べ早くもこの数字を突破し、大幅に増加していると語る。この貿易額は7年前の36.4億ドルだった頃から大幅に増加するなかで、アラブ諸国にとって最も重要な貿易相手の1つになると考えられてきた。

中国は2020年までに湾岸協力会議(GCC)において最も重要な経済的パートナーになることを期待されている。

中国とインドの台頭、サハラ以南のアフリカの成長経済的重要性は、GCC、EIUの景気予測を最大化させる可能性を示した。

中国、韓国、シンガポール、マレーシアとインドは、GCC諸国にとって技術やノウハウを提供する側として今後も重要な存在であることだろう、とも同氏は語った。

世界的に、新興国市場は今後の成長を牽引する存在として脚光を浴びている。今後5年間、世界の経済成長の約3分の2は新興国市場で生成されるという。 2015年までに、新興市場は2011年現在の世界GDP 31%(推定値)から41%まで増加すると予測されている。

パンオリエントニュース



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