文化
女子の結婚は12歳から可能、サウジのイスラム最高指導者
Monday, April 30, 2012
ドバイ―(パンオリエントニュース)
サウジアラビアのイスラム最高指導者シェイク・アブドル・アジズ・アル=シェイクは、同国の未成年による結婚支持を表明し、法的な結婚年齢の引き上げを主張する人々を強く批判した。
アル=ハヤートのロンドン支局が報じたところによると、アル=シェイク氏は、イスラム教が10歳から12歳の少女も結婚が認めているという解釈を示し、イスラム法は女性を抑圧してはいないと付け加えたという。
「25歳での結婚を主張する人々は全くの誤りだ。」アル=シェイク氏はリヤドのイマーム・ムハンマド・ビン・サウード・イスラム大学の講演で述べた。
彼は次のようにも述べた。「我々の母や祖母は12歳に満たない年齢で結婚していた。少女は良い躾によって、その年で全ての婚姻の義務を果たすことができるのだ。」
このイスラム最高指導者の言明は、法務省が結婚の最低年齢を決める議論をした後になされたものだ。
保守的な王国は、年配男性との婚姻を強いられる少女たちの問題に対して国際的社会から非難を受けるなど、結婚の最低年齢を上げる強い圧力に直面している。
例えば2010年には、政府の外郭団体であるのサウジ人権員会が12歳の少女が80歳の夫と離婚するのを支援するため弁護士を雇ったこともある。
Photo: サウジのイスラム最高指導者シェイク・アブドゥル・アジズ・アル=シェイク
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