文化
アブダビ初のサルーキ犬懸賞金付きコンテスト
Thursday, December 23, 2010
アブダビ-アラビアで初となるサルーキ犬懸賞金付きコンテストが、アラブ首長国連邦南部のアル ガルビア地方、ザイェド市で木曜日に開催された。
同行事は、アラビア・サルーキ・センターらが主催。アブダビ政府の文化・遺産部門がスポンサーを務める。
サルーキ犬の飼い主らが、野生の砂漠で伝統的な競技を犬たちに競わせる。優勝者には、賞金50万ディラムを現金で、上位者には、車や高級品などが贈呈される。
開催者によると、純血でないサルーキ犬は、コンテストに出場することが出来ないと言う。
サルーキ犬はアラビア出身の動物で、その名前はイェメンの6000年以上の古都サルークから取られたものだ。サルーキ犬は、シリア、イラクそしてエジプトなどアラビア半島で原型のまま生息している。
伝えられているところによると、サルーキ犬は、チーターに続く世界で2番目に足の速い動物とされている。細身で背が高く、三日月のように曲がった背中とお腹、長い足、尻尾そして首を持つ。 頭が小さく、強い皮膚を供えている。アラビアのサルーキ犬は全長2メートルにも及ぶ。
アラビア産のこの犬は、性質は大人しく、少量しか食べないことで知られている。狩猟などでは、サルーキ犬は凄まじいスタミナを持ち、チーターよりも長い持久力を持つ。というのも、体内から流れる汗の量がチーターに比べはるかに少ないからだとされている。
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