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シリアのサッカー代表団団長 山口選手の怪我に遺憾の意

Thursday, March 31, 2016

パンオリエントニュース

東京- シリアスポーツ財団副会長兼シリアオリンピック委員会副委員長のマヘル・ハヤタ氏は、火曜日の日本対シリアの試合で負傷した山口蛍選手について、一日も早い回復を願っていると述べた。

シリア選手団の出発前に成田空港でパンオリエントニュースの取材に答えたハヤタ氏は、試合中に起きた山口選手とシリアのハーリド・モバイド選手の衝突について、故意的なラフプレーではなく、あのような衝突は試合中起こり得るとの見解を示した。水曜の共同通信によると、日本サッカー連盟の発表では、MF山口選手は火曜に行われたワールドカップ予選の対シリア戦の後半戦で、空中でハーリド選手と衝突し鼻骨骨折と左眼窩底骨折の怪我を負い代表チームから離脱。離脱期間は明らかにされていない。日本はこの試合5対0でシリアに勝利した。

山口選手は衝突後おびただしい出血で、担架で運び出された。現在所属しているブンデスリーガのあるドイツへの帰国便はキャンセルされ、東京の日本サッカー連盟の発表によると帰国時期はまだ不明だ。

ハヤタ氏は、ハーリド選手がこの衝突について遺憾の意を表しており、決して故意にぶつかったわけではないと言っていると述べた。ハヤタ氏は山口選手の一日も早い快復と、プレーへの復帰を心から願っていると続けた。

またハヤタ氏は、「現在絶好調の日本チームとプレーする機会が持てたことをうれしく思っている。勢いよく発展している日本サッカーは評判で、アジア域内におけるサッカーによる連帯を強めることができると思う」と述べた。

ハヤタ氏はまた、シリアチームが5-0で負けることは予想していなかったと述べ、「最初の(日本の)ゴールが我々を打ちのめした。キーパーが押し返したボールがDFの頭に当たり、ネットに吸い込まれてしまった。あれは本当に単純なミスで、あれによってチーム全体がイライラとしたよくない空気に包まれた。強いチームと対戦する時にはあのような単純ミスは起こり得ることだが、結局好ましくない結果を招いてしまう」

写真:右がハヤタ氏、左がハーリド選手 成田空港にて パンオリエントニュースフォト
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