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エジプト人冒険家、オートバイで来日

Thursday, August 21, 2014

東京 パンオリエントニュース

元スイスの銀行家であったシェリフ・ロートフィ氏(57)が、エジプト国民から日本国民への友好のメッセージを携えて、エジプトから日本へと自分のバイクを走らせてやってきた。

ロートフィ氏は2ヶ月をかけ、カイロのピラミッド近くにあるギザ台地からヨーロッパとアジアを通り、約14,000キロを自分の愛車「ホンダ ゴールドウィング 1800cc」に乗り、東京まで旅してきたのだ。

このエジプトの冒険家はオートバイでのこのような長旅を成し遂げた初めての人物で、日本に来てからは、京都、神戸、奈良、名古屋などを訪れ、
広島での69回めの平和記念式典では平和記念碑に花輪を捧げた。

彼はこの時、核兵器は二度と使用されてはならないとの彼自身の固い信念を述べた。

ロートフィ氏は、彼に習って多くの日本人のバイク愛好家が東京からカイロへの同じような冒険に挑戦することを願っているとし、日本のすべての年代の人々に向けて、次の休暇には是非ともエジプトを訪れて欲しいと語った。

ロートフィ氏は8月19日にエジプト大使館で行われた記者会見で、日本からも多くのバイク愛好家が「二輪で」エジプトまで来て欲しいと語った。そのような長旅で、もし食料が買えないような場所を通る場合、持っているとよい食材は何か?との質問に、ロートフィ氏は、身体が必要とするエネルギーとたんぱく質を補給するためにはアラビアのデーツ(ナツメヤシの実のドライフルーツ)が一番いいと語った。

写真:ヒシャム エル・ジマイティー駐日エジプト大使とシェリフ・ロートフィ氏、彼の愛車と共に。東京のエジプト大使館にて。

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