文化

「日本のイスラム教徒聖地巡礼最初のグループが東京を出発」

Saturday, August 11, 2018

東京- (パンオリエントニュース)

日本に在住するイスラム教徒(日本人及び日本在住の外国人)が2つのグループに分かれ、ハッジと呼ばれる聖地巡礼のためサウジアラビアを訪問する予定だが、その最初のグループが12日(日)、成田国際空港を飛び立った。

在京のサウジアラビア、フィリピン、インドネシア各大使館の代表団が見送りを行ったが、この見送りはアラビア語でフジャージと呼ばれ、巡礼団に神の恵みと無事な帰還を祈るもの。

アル・ハッジは、サウジアラビアのメッカへの巡礼のことで、健康なイスラ ム教徒は人生のうち最低でも1度はこの巡礼に参加することが求められる。

最初の巡礼団は100名以上の男女で構成され、Air 1 Travel社General ManagerのFarid Ahmad Qinawi氏によると国籍別では15名が日本人、その他は日本に在住するインドネシア、フィリピン、バングラデシュなどからの出身者。Qinawi氏は、この巡礼の主催者で、様々なイスラム教の宗教行事の監督者でもある。Qinawi氏はパンオリエントニュースに対し、大使館、特にサウジアラビア大使館からの支援は重要だったと述べた。また、彼によると、東京のアラブイスラム協会がオリエンテーションを開催し、宗教行事を含むこの巡礼の詳細を参加者たちに説明したということだ。

日本人参加者たちは、メッカとメディナを巡礼することに大変な幸せを感じています、と述べた。

ここ数年、日本人及び日本に在住するイスラム教徒の数は増加しており、日本の当局はイスラム圏 の大使館の協力のもと、イスラム法に沿ったサービスを開始している。



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