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安倍首相 在京イスラム諸国外交団招いてイフタール開催

Sunday, June 19, 2016

イフタール開催

パンオリエントニュース

(東京) - 安倍晋三首相は、16日、総理大臣官邸で在京イスラム諸国外交団を招いてイフタールを開催した。

「アッサラーム・アライクム」とアラビア語の挨拶でゲストを迎えた首相。これまで首相として5回中東を訪問していることに触れ、「これは私がいかにこの地域を大切に思い、友好の念を抱いているかを示すものです」と述べ、また、「日本とイスラム諸国はアラビア語の格言にある『中庸が最善』の精神を共有しています。伝統を大切にし、中庸を学び、調和を生み出す知恵は双方の生き方の根本にあります」と日本と中東地域が同様の価値観を共有していることを踏まえた上で、両者間の一層の友好・協力関係を深めていくことに意気込みをみせた。

イフタールには在京イスラム外交団に加え、日本と中東諸国の友好議連の活動に尽力している議員、またイスラム諸国にゆかりの深い面々を招いた。政界からは国家公安委員会委員長・河野太郎議員、小池百合子議員、アントニオ猪木議員などが参加していた。

イフタールとは、イスラム教徒が日の出から日没まで一切の飲食を断つ断食月(ラマダン)に、日没後初めてとる食事のこと。日本政府は2005年から毎年イフタールの会を開き、イスラム諸国の在京大使などを招待している。(文:カルドン・アズハリ)



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