サイエンス

アラブ首長国連邦の学者チーム、デーツ(ナツメヤシ)の壁孔から自然の抗生物質を発見

Friday, November 21, 2014

パンオリエントニュース

ドバイ- アラブ首長国連邦(UAE)大学の学者チームが人工の抗生物質に代わる自然由来の抗生物質をデーツの壁孔から発見し、特許を得た。この抗生物質は鶏の病気予防に投与できる見込み。

このチームにはUAE大学乾燥地農業学部で家禽栄養学を専門とするアフマド・スレイマン・フセイン教授、科学大学生物学部のハーリド・タラビリ教授、UAE大学博士課程の学生サーリム・ラシッド・アルアリリ氏などが含まれる。

この発見はUAE、米国、香港、EUの特許保護局に登録された。

このデーツの壁孔は処理後細かく砕いて鳥の餌と混ぜる際自然の抗生物質として働くことが実験室の試験で発見された。
大腸菌、カンビロバクター、赤痢菌、サルモネラ菌などを減少させる働きがあることがわかっている。

UAEは世界4位のデーツ生産国である

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