外交

クウェート建国記念レセプション 被災地支援に多大なる感謝寄せられ

Tuesday, February 25, 2014

パンオリエントニュース

(東京) クウェート建国記念53周年及び解放23周年記念祝賀レセプションが、24日、都内のホテルにて開催された。著名な政治家、企業人、外交官など数百人が訪れた。

駐日クウェート大使アブデル・ラハマン・オタイビ大使は、建国以来クウェートが世界の平和と一層の繁栄に寄与することを目指してきたことに触れ、「日本とクウェートは同じ価値観を共有している。昨年は安倍首相がクウェートを訪問してくれたことも含め、今後両国の関係がより一層強いものとなるよう願っている」と述べた。また、福島県いわき市の水族館、アクアマリン福島の復興にクウェートが約3億円の震災支援金を送ったのをきっかけに福島・クウェート復興記念庭園の完成を祝う式典が開かれたことを例に、両国民の間に強い友好関係が築かれていることを強調した。

また、経済産業省を代表して挨拶した松島みどり副大臣は、クウェートの多大なる震災支援に感謝の言葉を冒頭に述べた後に、昨年、日本企業がクウェートにおいて民活型の発電・海水淡水化事業を受注したことを挙げて、「クウェートにて今後計画される再生可能エネルギー、下水道整備・改修、メトロ建設等のプロジェクト等にも日本企業は関心がある。にほんの 高い技術を活用して頂きたい」と経済関係強化に意欲を示した。

牧野たかお外務大臣政務官も同様に、岩手県の山陸鉄道に新型車両がクウェートからの支援で購入されたことは被災地の人々を含む日本国民の心に刻まれる出来事だったと感謝の意を述べた。また、先月クウェートで開かれた第2回シリア人道支援会合に出席したことから、「このような重要な会合を主催し、地域の安定に貢献するクウェート政府の姿勢に大使改めて敬意を抱いた」と、クウェートの地域安定への関わりを称賛した。

アラブ・日本友好議員連盟会長を務める小池百合子氏は、クウェートでは女性の政治参加が活発であり、クウェート・日本友好議員連盟の来日も3月に予定されていることから、率直な意見交換を楽しみにすると共に、「クウェートは独立後、豊かな石油資源を活用した国家建設に邁進されましたが、一方でイラン・イラク戦争、湾岸戦争など苦難の歴史も歩んでこられた。政治の安定とともに国家の再建に向けた努力に対し、日本が協力を惜しむはずがない」として、クウェートのさらなる発展に心からの期待を添えた。

クウェートは1961年にイギリス支配から独立。1990年、イラクによるクウェート侵攻で一時併合されたが、1991年に占領から解放。豊富なエネルギー資源に恵まれ、日本にとって重要なエネルギー供給国の一つである。昨年8月には安倍首相がクウェートを訪問し、包括的パートナーシップを構築することで合意している。(東京 - 柴田真也子)

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