経済

サウジアラビア、2013年度歳出2200億ドル

Tuesday, January 8, 2013

リヤド―(パンオリエントニュース)

昨年12月29日、サウジアラビア政府は、2013年度の歳出が19%増の2190億ドルだと発表した。これは統計開始以来、最も高い増加率である。

この傾向は拡大経済の予算を組んでいるこの数年続いており、サウジ当局が経済振興を目的としたものだ。昨年の予備データによると、サウジの実質GDPは6.8%上昇しており、石油ビジネスを除いたものだと6.5%となっている。

サウジ政府は2013年度の歳入に関しても、ブレント原油がおよそ70ドルになるであろうという予測に基づき2210億ドルになると見込んでいる。

サウジアラビアの2012年度の歳入は当初の計画よりも増加し、1030億ドルの黒字を生み出した。

同様に、2013年にも大幅な黒字が見込まれている。

その成長幅が3.4%であるにもかかわらず、サウジアラビア経済は他の経済大国の羨望の的になるであろう。ムーディーズによると、この数字はG20諸国の平均GDPである3%を超えている。さらにサウジの莫大な外貨準備も待ち受けている。10月までに6280億ドルが集まっており、2011年末には17%もの増加を見せた。こうしたことは、たとえ世界経済の悪化が直撃したり、石油価格が不意に停滞するとしても、これから起るであろう短期的な問題を簡単に軟化させることができる。

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