政治

「アレッポでの山本美香氏殺害はアサド大統領軍の仕業、とシリアの政府系捕虜兵士が語る」

Sunday, September 2, 2012

アンマンーパンオリエントニュース

シリア・アレッポの武装組織、「一神教旅団(アルワイヤット・アルタウヒード)が公表した録画ビデオの中で、一人の男性が、シリア公安当局の指令により外国人ジャーナリストの殺害を狙っていた、と告白している。

この録画ビデオの中の男は自らをライード・アル・ビタールと名乗り、アレッポで取材中の日本人ジャーナリスト、山本美香氏が殺害された日、彼は軍の外国人記者殺害の企てに加わっていたと述べている。

アル・ビタールは、「私はバッタリオン170のマフムード・ビタール軍曹だ。アブ・シャダイ氏の命により、アレッポ産業会議所で行われた会議に参加した。その会議の中でライード・カッザー少佐、アブ・ファディ アルタイエブ、そしてアブ・シャダイがアレッポに来た外国人ジャーナリストを暗殺し、シリア自由軍の仕業に見せかけるように指令を出した。」とアラビア語で語った。

「実際に暗殺を実行したのはアリ・ケイトカとイサム・ラシードだ。彼らは怪我をした一人のジャーナリストも連れ去った」

ビデオは、殺害の1時間前アレッポ市を友人と共に歩く山本美香氏の姿も捉えている、とこのビデオを公表した組織は話した。山本氏は武装した男たちに囲まれながら、市民にカメラを向けて取材をしていたが、この武装した男たちは反政府勢力のシリア自由軍の兵士たちと思われる。

Photo Courtesy of アルワイヤット・アルタウヒード

パンオリエントニュース



© PanOrient News All Rights Reserved.




政治

Apr. 14: ケンダカ