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アラブ首長国連邦、津波リスク警戒

Wednesday, April 6, 2011

アブダビ(パンオリエントニュース)アラブ首長国連邦政府高官によると、ここ数日UAE北部で観測されている余震は、イランとパキスタンの間に位置するマクラン地方の地震帯の影響であると表明。

さらに、政府はこの地震の影響による津波の可能性を示唆したが、防衛省に2010年より報告されているリポートによると、この地震による死傷者はいない。カミス・アルシャムシシニア地震エンジニアは、これらの地震は近隣国の採石の際の爆破が要因だと見ているが、首長国連邦東部に津波の可能性が高いことを警告している。

地震の歴史

アルシャムシ氏によると、アラブ首長国連邦近辺で起きた過去最大の地震は1月パキスタンで記録されたマグニチュード7.4ある。

1945年にオマーン沖で起きたマグニチュード8の地震では、オマーンを始めイランやパキスタンでも津波による被害が報告されていた。

現在UAEでは、国内に8台の余震観測所を設置し、全土の地震を観測している。

パンオリエントニュース



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