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「革命」が新たな観光スポットに ~タリール広場がピラミッドやスフィンクスに並ぶ観光名所へ~

Sunday, March 6, 2011

カイロ-(パンオリエントニュース)「安全なエジプト」のスローガンのもとにエジプトの若者たちによる観光客の再誘致キャンペーンが始まった。

このキャンペーンの主な参加者は学生や活動家たちで、主な観光スポットの清掃をしたり、タクシー運転手らもこのキャンペーンに賛同し、新しい名所となったタヒール広場に観光客を連れていったりしている。彼らは、エジプトで起こった革命が新たなエジプトの魅力になるべきと語っている。

1ヶ月前に革命が始まってから、ギザのピラミッドやスフィンクス、サッカラのピラミッドの周りで観光客の姿を見ることはほとんどない。そんな状況の中、観光客を取り戻すために政治的な混乱を利用しようというのである。

現地のローカルメディアのインタビューに答えて18歳のヒバはこう言う。「モットーは、「革命を恐れるな、新しいエジプトが君を待っている」だよ。これをいろいろな人に伝えてほしい」

タリール広場ではいまだにデモが行われていることもあるが、人々がそこを訪れることを妨げるほどではない。

先週米国議会の重鎮であるジョン・マッケイン議員とジョセフ・リーバーマン議員、そして英国首相のデヴィッド・カミロンがタリール広場を訪れたことによってカイロが今平穏であることが国外にも印象づけら
れた。

むしろピラミッドを見学するためのチケットを買うために長い行列に並ばなくてよいという今の状況は観光客には好都合だ。

革命後にも何十人もの観光客が大変な状況の中エジプトを訪れ、2月20日に行われたエジプト博物館の再開セレモニーに出席し、花束を持って迎えられていた。

パンオリエントニュース



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