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外務省・シリアでの化学兵器使用を強く非難

Friday, April 7, 2017

パンオリエントニュース

(東京)-外務省が6日、シリアにおける化学兵器使用に関する報道について深く憂慮する声明を発表した。

4月4日、現地時間の同日にシリア北西部のイドリブ県において化学兵器が使用された空爆により多数の市民が死亡したとの報道を受け、外務省は深い憂慮と共に強い非難を表した。

声明では「化学兵器の使用が事実であれば、わが国として強くこれを非難し、関係国および機関による事案の早急な真相究明を期待します」と述べ、更に「化学兵器の使用はいかなる場合でも許されるものではなく、わが国は、すべての暴力の停止に向け国際社会と連携していく考えです」とした。

4月4日,シリア北西部イドリブ県において化学兵器が使用されたとみられる空爆があり、少なくとも83人が死亡,350人が負傷者したと報道されている。シリア政府は,国営シリア通信を通じて,化学兵器の使用を否定している。



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