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ザイード大学でアジアの言語が人気

Monday, October 10, 2011

600人以上の学生が韓国語と中国語に興味

アブダビ(パンオリエントニュース)

アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビにあるザイード大学(ZU)での調査によると、外国語コースで一番人気は韓国語と中国語ということである。
ZU外国語学部部長クリストファー・ブラウン氏はガルフニュースに対し、去年と比べてアジアの言語が人気のようだ、と述べた。

母国語以外の言語ではやはり英語が主流であることに変わりないが、アジアの言語に興味を持つ学生がかなり増えてきているのは確かだ。今年は600人以上の学生がアジアの言語に興味を示しているが、これは昨年に比べて格段に多い人数である。昨年は50人だった韓国語クラスに今年度は400人あまりが登録した。

ZUは2009年にアジア言語に重点を置いた国際カレッジを新設した。韓国語と中国語を教えるカレッジは、言語のみでなく文化教育のプログラムも充実している。

ガルフニュースに何故アジア言語に力を注ぐのかと聞かれたブラウン氏は「韓国、中国、日本といったアジアの国々とUAEとの関係が深くなっている事実は、それらの国の言語を習得する学生にとって重要な動機となっている。」と答えた。

更にブラウン氏は「UAEの若者がアジアを知るチャンスを与えられれば、厳しい就職戦線においても有利となる」「日本のアニメ、中国の茶道、武道、音楽がUAEの若者をアジア言語へ惹きつける要素になっている」と述べている。

東アジアとUAEとの共通点も多い。「家族の絆の強さ、年配者を敬うところ、書道や香といったアジアの文化はそのままUAEの文化にも共通している」とブラウン氏は言う。


(PHOTO) 写真:アブダビのザイード大学で教鞭をとる中国語カレッジ学長ジェニー・タン史(ガルフニュース提供)

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