東京―(パンオリエントニュース)
今月1日、都内のサウジアラビア王国大使館は献血デーを開催した。参加者にはアラブの昼食が用意された。
日本赤十字社の中島一格氏は「大使館をあげて献血に協力して頂けるところは他にありません。これは唯一の経験」とし、「素晴らしいイベント」だと評価した。
中島氏によると、現在日本では年に530万人の献血が行われており、「これは血液の需要と供給のバランスが取れている」状態だという。
しかし中島氏は「若い人の献血者が増えていない」と問題提起する。「中年層や高齢者の献血者が支えている状態。10年、20年後には献血者が足りなくなることを心配している」と警鐘を鳴らした。
駐日サウジアラビア大使のアブデュル・アジズ・トルキスターニ博士はパンオリエントニュースに対し、大使館での献血デーのようなイベントを行うのは2回目であると話した。1回目は2007年に開かれた。トルキスターニ博士は、こうしたイベントが日本とサウジアラビアの戦略的な相互関係を確固たるものにする手助けになるだろうと語った。
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