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2011年の予測:中東で大戦争、オバマ米大統領病に倒れる

Monday, December 27, 2010

東京-(パンオリエントニュース)アラブ諸国各メディアは、エジプト出身で自称・星学研究者(予測士)のモハメッド・ファロウン氏の2011年未来予測図に夢中になっている。ロンドンに本拠地を置くサウジ・アラビアの人気ウェブサイト番組「イラフ」とのインタビューで、ファロウン氏は、来年は、イラク・アフガニスタンを筆頭に世界で更なる暴力が見られ、米国のバラク・オバマ大統領は健康上の問題に見舞われるとの推測を出した。

2010年FIFAワールド・カップにスペインが優勝することを的中させ、2006年のイスラエル・レバノン侵攻を予測したモハメッド・ファロウン氏。ファロウン氏は、「湾岸アラブ諸国は、首長などトップの人間を失い喪に服し、イスラエルはパレスチナ占領地区に対して軍事的攻撃の手を強めるだろう」と話した。

2011年の予測図によると、更なる悪い出来事がアラブ諸国を襲うことになる。大規模のテロリスト攻撃が予測され、中東で大掛かりな戦争が勃発するとの見方だ。加えて、無数の爆破テロ事件により、イラクは論争の渦に巻き込まれる。一方、米国の占領は、維持されるとの見通しだ。

中東地域以外でも、未来の青写真は、明るいものとは言えず、悪いニュースが届いてくるとのこと。米国のバラク・オバマ大統領は、健康上の問題もしくは予期せぬ不慮の事故に見舞われると言う。そして、韓国と北朝鮮の武力衝突は激化の一方を辿る。パキスタンは更なる激しい暴力や爆破の被害を被り、アフガニスタンでは、NATO軍が「大変痛烈な攻撃に晒されるだろう」とファロウン氏は語る。

世界の経済界では、金の価格が異常に膨れ上がり、原油価格が「前代未聞のレベル」に達するだろうとの見方を出した。世界の株市場も感染を防ぐことが出来ない。株の値段は、「急落下する」と、ファロウン氏。

2011年は人間界だけでなく、自然界にも悪い被害が及ぶ。イランで、大地震が発生し、数千人が犠牲となる。インドネシアも竜巻に襲われ、土砂崩れで数千人が家を失うとの事だ。

一方、翌年の明るい兆しは、2011年は、食糧と車の価格が下がること。中東諸国の中では、お互い和解をする国々も現れる。

ファロウン氏によると、将来を予測することは、宗教的な慣習と言うよりも、星学の計算に基づいたものであるとのことだ。ファロウン氏はアラブ世界では大変な著名人で、彼の年末の予測発表は、中東の各メディアが大きく取上げている最中だ。ファロウン氏は、女性のジニー(イスラム神話に登場してくる精霊)と“結婚”していると言い張っている。

写真:エジプトの星学者、M.ファロウン氏。イラフ・ニュースより抜粋。

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