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モロッコ国王、演説でサハラ問題に関して慎重な議会外交を求める

Sunday, October 13, 2024

東京:(パンオリエント ニュース):モロッコ国王ムハンマド6世が第11立法期の第4立法年度の最初の会期で行った演説は、モロッコのサハラ問題に関する積極的な動きを支援するために、議会外交を専門的かつ慎重に管理することを求めたものだと、下院議長のラシッド・タルビ・エル・アラミ氏が述べた。

モロッコのニュースチャンネル「MEDI1 TV」とのインタビューで、タルビ・エル・アラミ氏は、国王の演説はまた、国際議会機関でモロッコを代表する議員の人材を見直す必要性を強調していると述べた。下院の外務・協力局を強化し、国際的な擁護を支えるために新たな幹部を増員する必要があると指摘した。

さらに、モロッコ議会はヨーロッパ、ラテンアメリカ、アフリカ18国の多国間議会フォーラムに参加しており、モロッコがオブザーバーまたは正式なメンバーとしてこれらのフォーラムに参加することにより、「国の主張を継続的に擁護することが可能になる」と述べた。

タルビ・エル・アラミ氏は、フランスやアメリカなどの安全保障理事会の常任理事国がモロッコのサハラに対する主権を支持していることを背景に、国の主張が質的に進化していると強調し、スペインなどの多くの国が公式声明やラユーンとダフラの都市に領事館を開設することでモロッコのサハラを支持していることを指摘した。

国王の演説はまた、「この問題に対してまだ法律や歴史の理にかなわない立場を取っている少数の国々に対し、モロッコの立場の根本的な要素を説明する」ことを求めている。これを行うには、法的、政治的、歴史的な証拠に加えて、精神的な議論も必要だと付け加えた。



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