政治

小沢一郎氏 安倍政権の外交政策に懸念

Thursday, July 18, 2013

東京- パンオリエントニュース

東京 - 生活の党代表の小沢一郎氏が、17日、都内の外国特派員協会で会見し、安倍晋三政権の外交政策に強い懸念を示した。

パンオリエントニュースの日本外交に関する質問に対し小沢氏は、「安倍氏は日米関係を非常に重視している。日本にとって最も重要な同盟関係であることは認めるが、安倍氏のナショナリストな側面がその関係に少なからず影響を与えている」とし、日米関係を尊重したいのであればナショナリスト的発言に十分な配慮をする必要があることを訴えた。また、沖縄の米軍基地に関しては、「海兵隊を最前線に常駐させる必要はなく、有事の際にのみ出動してもらうのがいい。有事の際にのみとなると様々な問題があるが、そこで日本側が補充できることは補充する手法など、何らかのアプローチがあるはず」としたが、集団的自衛権などを巡る憲法改正についてはあくまで慎重な姿勢を示した。

今後の日本政治に関して小沢氏は、自民公明連立政権以外の連立政権が誕生する必要性を示した。「昨年自民党が圧勝した衆議院選だが、自民党への票が特別に増えた訳ではなかった。鍵は野党が可能な限り協力姿勢を構築することであり、国民をそれを望んでいる」と述べた。

野党連立に向けての小沢氏自身の役割については、「僕自身が前に出てしまうと日本のメディアは応援してくれないので、あくまで善意の第三者として支援させて頂くに留める」と日本メディアを揶揄する面を見せた。

小沢氏の進退が囁かれている昨今だが、今後どのような動きを見せてくれるのか。それとも本当に彼の時代は終わったのだろうか。判断するにはもう少し時間が必要である。

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