政治
カダフィ大佐の次男、指を三本切り落とされる
Monday, November 21, 2011
ドバイ‐(パンオリエントニュース)
リビアの国民評議会政府は19日、カダフィ大佐の次男サイフアルイスラム氏を逮捕し、右手の3本の指を切断したと発表した。
サイフ氏は、ニジェールに逃亡するため潜伏していたリビア南部のオバリで拘束され、手に包帯を巻いた姿の画像や動画が公表されている。 彼はNATOの攻撃によって負傷したとリビアのテレビに対し語った。 現在サイフ氏は古い家で国民評議会の兵士12名に監視されているという。
サイフ氏は国民評議会の兵士に発見された時、武器を持った護衛を連れていたにもかかわらず、抵抗しなかったという。無抵抗に降伏したのは、一か月前に殺された父(カダフィ大佐)や兄のようになるのを恐れていたからだという。
国民評議会の高官らは、サイフ氏を戦争捕虜として扱い不当な扱いをしないよう兵士たちに指示した。だが、兵士たちは復讐心を抑えきれず、かつてリビアで反政府デモを取り締まる際に行われていたのと同じようにサイフ氏の指を三本切り落としたらしい。
いわゆる「(国民に対する)脅迫、侮辱、挑発」の象徴であるサイフ氏の指さし行為を出来なくするために。
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