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アラブ首長国連邦が日本の原発事故から教訓を得る

Saturday, April 2, 2011

アブダビ(パンオリエントニュース) アラブ首長国連邦原子力保安委員会(FANR)が発表した声明によると、保安委員会は連邦原子力協議会(ENEC)に同協議会が提案中の原子炉を建造するにあたり、今回、日本の福島第一原子力発電所の事故から何を教訓にするべきであるかを問いただした。

同国は、2017年に初の原子炉を建設予定となっており、将来的には電力の25%をまかなう予定となっている。

日本は、3月11日に起こった大地震と津波の影響を受け、福島第一原子力発電所から放射線物質が放出されており、未だに収束の目処が立っていない。

FANRはENECに、4月末までに今回の日本の原子力事故を教訓とし、アラブ首長国にて建設予定のバラカ原子力発電所の図案と実施状況の見直しを、独自の調査結果と共に提出する事を要請した。

2009年にアラブ首長国で原子力発電所の受注を受けた韓国電力公社は、アブダビの沿岸に1,400メガワットの原子力発電所を建設予定である。

(パンオリエントニュース)



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