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新年の祝砲が悲劇に

Thursday, January 3, 2019

パンオリエントニュース

ドバイ- 2019年を迎える大晦日のお祝いムードに水を差す出来事がシリアのいくつかの都市で起きた。目撃者によると、軍や公安部隊が銃を撃ったとのことで、オンライン上のSNSにもその様子がアップされている。

大晦日のカウントダウンがゼロに近づいた時カラシニコフやドゥシュカといったマシンガンなどから銃撃が行われた。

その銃声は数分間続いたとされる。
目撃者の話によると、住民たちは本物の花火に併せて撃たれた大砲が自分たちの頭に当たるのではないかと恐れていたという。
死傷者がいる模様だが確認は取れていない。

シリア当局はそのような祝砲は禁止しているが、お祝いの時に打ち鳴らす空砲の習慣はシリア社会に根付いており、特に結婚式の際によく使われる。

犯人たちの何名かはその場で逮捕されたようだが、このような取り締まりは一般的には難しい。特に2011年から始まった内戦のせいで個人に武器が簡単に行き渡るようになってからは、お祝いの時にこのような悲劇が何度か起きて死傷者を出している。



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