外交

外務省・シリアにおける「緊張緩和地帯」の創設に期待

Thursday, May 4, 2017

パンオリエントニュース

(東京)-、カザフスタンのアスタナにおいて、ロシア、トルコ及びイランの3か国が、シリア国内における「緊張緩和地帯」の創設に合意したことが発表され、外務省が9日、本件合意に対する声明を発表した。

声明では「我が国は、シリアにおける暴力の低減に向けたいかなる取組も評価します。」と述べ、更に、「我が国は、本件合意が、シリアにおいて、停戦体制を強化するとともに、迅速、安全かつ阻害されない人道アクセスを保証し、政治プロセスの実質的な進展につながることを強く期待します。」とした。

アスタナ会合では、シリア政府とシリア反体制派間に、ロシア、トルコ及びイランが仲介し、主に停戦の実施メカニズムが協議されている。第1回会合は、本年1月23日から24日まで、その後第2回会合が2月16日に、第3回会合が3月14日から15日まで開催された。今般、5月3日から4日まで第4回会合が開催された。

今回開催された第4回アスタナ会合においては、停戦の保証国であるロシア、トルコ及びイランの間で「緊張緩和地帯」の創設に関する覚書が締結された。同覚書では、イドリブ、ホムス北部、ダマスカス郊外の東グータ及びシリア南部の4か所に緊張緩和地帯が設置され、同地帯において全ての武器使用が禁止されるほか、人道支援物資の供給、基本インフラの復旧のための環境整備等が行われることが言及されている。


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