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駐日アラブ各国大使 後藤健二さん殺害のイスラム国を「最も強い言葉で非難」

Sunday, February 1, 2015

パンオリエントニュース

東京 - 駐日アラブ各国大使館の大使たちにより構成される在京アラブ外交団は、シリアで過激派組織「イスラム国」に拘束されていた邦人ジャーナリスト・後藤健二さんが殺害されたとみられる映像がインターネット上に公開されたことを受け、1日、声明を発表した。声明文は同日、在京アラブ外交団は岸田外務大臣を表敬し、会談を行った。以下は、声明文の全文である:

在京アラブ外交団による後藤健二氏の卑劣な殺害に関する声明


平成27年2月1日

在京アラブ外交団による後藤健二氏の卑劣な殺害に関する声明在京アラブ外交団は、いわゆる「イスラム国」による,無辜の日本国民である後藤健二氏の卑劣かつ残虐な殺害を,最も強い言葉で非難する。我々の思いと祈りは後藤氏の家族及びその愛する者たちとともにある。

この悲劇的な時にあって,在京アラブ外交団は日本との誠実な連帯を表明するとともに,日本の冷静な反応を称賛する。在京アラブ外交団は,中東地域のすべての国々は、過去数十年間に日本が人道的な支援を通じて中東地域の経済・社会的発展のために果たした貢献に深く感謝していると信じる。

在京アラブ外交団は,アラブ連盟加盟各国が寛容,平和及び中庸という,真のイスラム教が体現している価値を推進するため,日本と協働していくとの決意を改めて強調する。

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