文化

仏像損壊事件に対しサウジ大使館がプレスリリースを発表

Wednesday, June 25, 2014

パンオリエントニュース

東京 - 今月11日発生したサウジアラビア国籍の大学院生が東京都台東区浅草の浅草寺の仏像を壊した事件について、駐日サウジアラビア大使館がプレスリリースを発表し、謝罪と遺憾の意を表した。

事件発生の2日後、駐日大使館を代表して代理大使と文化アタッシェが浅草寺の守山雄順執事長を訪問し、遺憾の意を表しつつ崇拝の場への不適切な行動を許さないイスラム教の教えやルールに背くような行動をとった学生のことを強く非難した。

また、サウジアラビア全体に対する誤解をもたれないよう「本件については精神的疾患に苦しむ一個人による行動と捉えていただいた」と大使館は述べた。同時にあたたかい歓迎とこの訪問への高い評価を頂いたと執事長に深謝の意を述べた。

大使館は日本との親密な二カ国間関係を確認し、日本の司法制度に大きな信頼を寄せているとしつつ、人道的、法的な両側面か引き続き経過を追っていくとしている。

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