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アラブ首長国連邦 アラブの若者が住みたい国第一位に

Tuesday, May 13, 2014

ドバイ― パンオリエントニュース

アラブの若者達が最も将来住みたい国としてUAEが二年連続一位に選ばれた。同時に、母国がどの国のように発展してほしいかという質問に対しても、UAEのようになってほしいという回答が多数を占めた。

UAEは米国とドイツを抜いて、若者達の最も住みたい国に選ばれた。39%がUAEを一位に選んだのに対し、昨年は31%だった。米国と答えた人は21%で、2位だった。サウジアラビアと答えた人は14%で、続いてフランスとカタールは13%で同位だった。

一部の専門家は、UAEに対する高い人気は同国の高い経済発展、中立的な政府、ビジネスの行いやすさ、そして中東地域で比較的安全性が高いことが人気の理由と指摘した。ドバイの「街」としての魅力も重要な要素の一つであるとした。

調査の結果、UAE出身の若者の50%が昨年に比べ、将来への希望がより高くなったと回答し、UAEが調査対象になった16カ国の内、将来の展望という観点で首位になった。

去年2位だったフランスは今年4位に転落した理由について専門家は、公共の場でのベール着用禁止や景気悪化が要因であると指摘した。

また、昨年4位だったトルコは、アラブの若者が最も住みたいと思う国のトップ5から外れた。去年トルコに住みたいと答えた若者が16%だったのに対し、今年は10%だった。また、13%が昨年中国に住みたいと答えたのに対し、今年は7%だった。

唯一の非アラブ諸国として順位を上げたのが米国で、昨年の16%から9%増え、今年は25%だった。

今回の調査の結果は、UAEがアラブ諸国の中で最も幸福な国、また、世界で最も幸福な国として17位にランクした国連の世界幸福度ランキングを反映している。


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