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サウジ王、もっとも権力のある人第7位に:『フォーブス』誌

Tuesday, January 8, 2013

ドバイ―(パンオリエントニュース)

サウジアラビアの王アブドゥッラー・ビン・アブドゥル・アジーズ氏(88歳)が『フォーブス』誌で発表された「2012年、世界でもっとも権力のある人」第7位にランクインした。

『フォーブス』誌は「砂漠の王国の絶対的な君主は、世界中の石油の20%を手中に治め、イスラムのもっとも神聖な町を守っている」としている。その記事の冒頭では「この地球上では約71億人もの人々が暮らしているが、最も重要なのはこの71人なのである」とされている。『フォーブス』誌の選考基準は4つある。まず第一に、何人もの人々に対して権力を有しているか。第二に経済的基盤。第三にさまざまな地域で権力を持っているか。第四にどれほどその権力が有効であるか、である。

『フォーブス』誌のリストは、他にも二人のアラブ人をランクインさせている。サウジ石油相のアリ・アル・ナイミ氏(第32位)とUAE大統領のシェイク・カリファ・ビン・ザイド・アルナーヤン氏(第33位)である。バラク・オバマ米大統領は第一位にランクインしており、アンゲラ・メルケル独首相やウラジミール・プーチン露大統領、ビル・ゲイツ、ベネディクト16世などが続く。イラン最高指導者のハメネイ師は第21位に入った。イスラエルのネタニヤフ首相は第23位、フェイスブックの共同創始者のマーク・ザッカーバーグ氏は第25位、ビル・クリントンは第50位だった。

世界を形作る71人の中でも、アジア勢は力強い人物だった。第40位には日本銀行総裁の白川方明氏、第43位にはトヨタ自動車の豊田章男氏、第53位にソフトバンク社長の孫正義氏、第60位に野田佳彦前首相がランクイン。中国の習近平総書記は第9位に、李克強副首相は第13位に名前が挙がっている。第30位には国連事務総長の潘基文、そして第44位には北朝鮮の最高指導者、金正恩、第12位にはインド国民会議総裁のソニア・ガンジーがランクインしている。


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