軍事

「オスプレイ配備阻止を」

Tuesday, July 24, 2012

東京―(パンオリエントニュース)


全学連のメンバーは23日、都内のアメリカ大使館に向かって抗議行動を行い、「オスプレイ配備断固阻止」や「普天間基地撤去」、「日米安保破棄」などのシュプレヒコールを繰り返した。

メンバーの一人は「オバマ政権は日本の市民、労働者、学生の怒りの声を踏みにじって、オスプレイを配備しようとしている。絶対に許すことができない」と話した。またオバマ政権が「日本を属国とし、中国を封じ込めるために日米新軍事同盟を強化しようとしている」とも語った。

共産党の井上哲士参議院議員は、オスプレイを「世界一危険な欠陥機」とし、「世界一危険な基地」と呼ばれる沖縄宜野湾市の普天間基地に配備することを強く批判した。

井上議員は、さらに日本の航空法で定められている最低高度が住宅密集地で300メートル、その他の地域で150メートルと定められていることをあげながら、「アメリカのマニュアルでは、それより低い高度での飛行訓練が行われるとされている」と指摘し、「日本が騒音被害や墜落の危険性にさらされるようなことをすべきではない」と主張した。

井上議員はまた、沖縄に駐留する海兵隊に関し「日本を守るためではない」と述べた。「海兵隊は敵地に一番に乗り込む部隊で、オスプレイはその時に部隊の受け入れなどをする任務を持つと明言されている。つまりオスプレイは、アメリカの「侵略力」強化のためのもの」でありると語った。


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