軍事

サウジが核武装競争に参加する恐れ:アラビアの元諜報長官が証言

Sunday, December 11, 2011

リヤド‐(パンオリエントニュース)

月曜日、サウジアラビアのアル・ファイサル元諜報長官は同国が核武装している疑いのあるイスラエルとイランに対抗するため、核兵器の保有を検討する可能性があると明かした。

リヤドで開かれた安全保障フォーラムで元長官は「我々をはじめ世界中がイスラエルやイランに対し大量破壊兵器を放棄するよう説得したが、その努力虚しく失敗に終わってしまった。それゆえ、我が国の安全のためには核武装も含めあらゆる選択肢を考えなくてはならない。」と語った。

イスラエルは核ミサイル数百を保有していると広く信じられている。しかしイスラエルは、核保有に関し肯定も否定もしない立場をとり続けている。中東諸国はイスラエルの核や兵器の脅威を無視する西側諸国を非難。一方、日本を含む西洋諸国は、イランに核開発を放棄するよう圧力をかけている。イランは、核開発は平和利用のためだと主張する。

繰り返しイランの核開発に対する懸念を表明し、イスラエルの核兵器保有を非難してきたサウジアラビアは現在、平和利用のため独自の原発開発に力を入れている。


パンオリエントニュース



© PanOrient News All Rights Reserved.




軍事