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男子禁制、サウジのランジェリーショップ

Saturday, December 3, 2011

リヤド‐(パンオリエントニュース)

サウジアラビアの労働省は、下着や化粧品、アクセサリー、既製服店、ガウン、靴など女性向け製品を扱う店舗に対しサウジ国籍の女性だけを採用する法律を発表した。

同省の報道官は、女性従業員というものは自分の頭と身体を“イスラム法の教え通り”カバーで覆い、顧客に対し控えめな接客をするものだと地元メディアに語る。

サウジでは同じ部屋で男女が仕事することが禁止されているため、今回の法律によりこれらの職種で女性従業員の需要が増えることが予想される。

この法律ではまた、店舗内の女性労働者が外から見られてはならないと規定されている。そして男性はその類の店舗への入店は許可されていないため、警備員や防犯カメラ等のセキュリティシステムを導入する必要があるという。

この法律は業界内で波紋が広がりそうだが、違反者には罰金が課すと同省は警告している。

女性の社会進出度が低いといわれるサウジにおいて、女性実業家の数は36000人おり、国内における民間企業の全雇用者の内4.3%を占める。

リヤド商工会議所のデータによると、女性によるサウジの株式市場に対する投資額は30億リヤル、他国市場に対する投資額となると総計3750億リアルに達するという。

近年サウジで女性の社会進出を求める動きが活発化する中、サウジの貿易・産業省は、女性の商業活動に制限は無いとの立場を示し、サウジの閣議120号の中でもサウジ女性に平等な雇用機会を与えるとある。


パンオリエントニュース



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