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「オキュパイ・カスミガセキ」、反原発を掲げる女性らが座り込み

Wednesday, November 2, 2011

東京‐(パンオリエントニュース)

東京電力福島第1原発事故を受け、反原発を訴える全国の女性らが30日、東京・霞が関の経済産業省前で座り込みを始めた。

参加者達は防寒着・食糧などを準備して、毎日9時から18時の間座り続ける。

この座り込みは、10月27日から3日間行われた福島の女性らによる座り込み活動を全国の女性たちが受け継ぐ形で行われている。

参加者たちはそれぞれ「脱原発」「再稼働反対」と書かれた旗や紙を掲げ、政府にその思いを訴えている。

旗の一つに「オキュパイ・カスミガセキ(霞が関を占拠せよ)」と書かれたものがある。これは、今なお続くウォール街デモのスローガンである「オキュパイ・ウォールストリート(ウォール街を占拠せよ)」をもじったものであるが、Facebook等を通じて11月2日にはNYの日本領事館前でも座り込みが予定されており、世界的にも支持が広がる様相を呈している。

相次ぐストレステストの実施など原発再開に前向きな姿勢を見せている野田首相をはじめ、政府・電力会社に、反原発・脱原発の思いは届くのか。

この座り込みは11月5日まで続けられる。

増山 舜

パンオリエントニュース



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